実をいうと

lazy

2008年01月16日 12:07

これもスパムの件名です。
さあ、久々に本の感想を漏らしてよろしくありますか。lazyです。

春期限定いちごタルト事件』米澤穂信 著
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。


ずっと積ん読ってたのですが、人に譲る予定が出来て漸く読みました。
よーし、おもしろいけどすぐひとに譲らんとならん\(^o^)/
そんな感じで、「手放すんじゃなかったなあ・・・」みたいな気持ちになれるんじゃないかと思う、軽快な読み心地でした。厚さも無いし。
連作短編の形を取っているので、あんまり長時間の読書はしないという人にもおすすめ。
自分の短所を克服し、真人間、作中の言葉で言うところの「小市民」になろうとするも、なかなか上手くいかない高校生二人組のお話です。
ちょっと長い通勤通学電車の中や、昼食時のお供に良いかも。

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