心霊探偵八雲6 失意の果てに
週末、原付のシートに鍵閉じ込めて、出してもらうのに5千円とかいらん出費かさんで、心が荒みきってますlazyです。
心が寒いよ!
そんな訳で、ヤケ買いしに本屋行ったら新刊出てたので普通に購入。
『心霊探偵八雲6 失意の果てに』神永学 著
前回の事件から数か月後。被告人にして八雲の姉を名乗る女・美雪がもう1件の殺人を自白した。被害者は、八雲の叔父である斉藤一心。拘置所に収監された美雪に一心が殺せるのか? 「脳内映像」ミステリー第6弾。
何かビミョーでした。
いえ、1巻の頃からそうでしたが・・・他の作品だと「アホか」と一蹴されて終わるような「推理」が、この作品ではまかり通るんですよね・・・主人公の特性を考えれば致し方ないとは思うのですが・・・
それと、主人公に突飛な設定を付けた故に、ストーリーがそれ任せになってるのにも首を傾げざるを得ないと言うか・・・
脇役の石井が「超能力だ!」とか言うと拳固で、主人公の八雲が「幽霊だ」だと通るのもアレですし、警察が一般人の、しかも学生の八雲を捕まえて「こいつがいなければ事件を解決できない」とか言って憚らないとか、もう
真 面 目 に 働 け 公 務 員 。
としか言えない訳で。
八雲の特性にばかり頼り切ったストーリー展開である限り、今後は物語も失速していくかな・・・と思う次第。ここで何とか盛り返していただきたいところです。
次巻は購入保留かな・・・
関連記事