『晩夏の手紙』足塚鰯 著


ええと・・・取り敢えず、文庫発刊2冊目にして、こんなにも自分を出していく作家、他に知りません。
鰯節炸裂。
やりすぎ。
マンドリアンてあなた。
こいつらのインパクトが強すぎて、六姫たちの話だったのか三枝の話だったのかよく判りません。
むしろ三枝が好きだ。
そんな感じで、六姫サイドの展開は王道まっしぐら。
三枝サイドは鰯節まっしぐらという、お前ホントに両極端だなという感じになっております。
いやもう正直な話、普通に三枝と愉快な仲間達の話が読みたい所存。

やはり後書きは大次郎ネタ。
もうペットというより持ちネタになりつつある馬鹿鳥ですが、あいつが僕のことを物凄い警戒心剥き出しで見てきたことを一生忘れません。
こっちが背中を向けてる間はガン見してくるのに、振り返ると視線を逸らす奴の姿を。
ドリフのコントみたいだったんじゃよ。


そんな感じで『晩夏の手紙』、本日発売で御座います。