殺戮にいたる病
2010年05月10日 00:24
CATEGORY:本
天気も良いしと本屋を目的地に散歩をしてきたわけなのですが、その本屋にて女性向けファッション誌を3人くらいで覗いてたティーンと思しき女子軍が「良い匂い」を連呼してたわけですよ。
雑誌の付録に香り付きの何かがあったのかな?と思ってちょっと様子を窺ってたら
「この人は良い匂いしそう。そういう顔してる」
「これは良い匂いの顔だ」
「うん。これは良い匂いだよね」
最近の十代意味わかんねえこええ。lazyです。
『殺戮にいたる病 』我孫子 武丸
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
思わず久々に一気読みしました。最後の最後まで騙されたぜ!それこそ最後の1文までね!
最後の最後で「ああ!」ってなったので、作中「?」となる部分が数箇所あり、読了後にすっきり解ける感じは爽快でした。いや、感覚だけね。読後感は爽快とは真逆です。
数箇所、振り返っても「?」と思う点が無きにしも・・・という感じですが、それを補って余りある、惹きつける何かがありました。
作中若干エグイ表現なんかも出てきますが、そういうの別に平気って方にはおすすめ。
雑誌の付録に香り付きの何かがあったのかな?と思ってちょっと様子を窺ってたら
「この人は良い匂いしそう。そういう顔してる」
「これは良い匂いの顔だ」
「うん。これは良い匂いだよね」
最近の十代意味わかんねえこええ。lazyです。

永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
思わず久々に一気読みしました。最後の最後まで騙されたぜ!それこそ最後の1文までね!
最後の最後で「ああ!」ってなったので、作中「?」となる部分が数箇所あり、読了後にすっきり解ける感じは爽快でした。いや、感覚だけね。読後感は爽快とは真逆です。
数箇所、振り返っても「?」と思う点が無きにしも・・・という感じですが、それを補って余りある、惹きつける何かがありました。
作中若干エグイ表現なんかも出てきますが、そういうの別に平気って方にはおすすめ。