『烈火の月 - THE MOON IN A FURY-』野沢 尚著






故野沢 尚氏の作品で、思わずジャケ買いしてしまった作品。
一回目にした時は「ヤベェ！この装丁カッコエエ！！」だけで、買うには至らなかったのですが、その後一週間「あの装丁は良かったなー」と思いつづけ、気が付いたらレジに並んでました。多分眠かったんだと思います。

そんなあまりにも不明瞭な状況で買ってしまった本だったのですが、これまた内容も好みでした。
一気読み。
もう、何処に行くにも持ち歩いて、暇さえあれば開いて読んでました。

暇が無くても読んでました。


やや現実逃避も入ってました。


読み耽って彼岸へ行ったきり戻ってこれず、実家に帰る電車で、見事に乗り過ごした時は、更に現実逃避しようか、ここは現実を受け止めて急いでUターンするか悩んだものです。


流石に現実にとどまりました。


結構鬱になるような描写とかもあるので、鬱な気分から逃避したいときは読むのは止めておいた方が良いかもしれません。