エアコンの真下に張り付いた蜘蛛を発見し、まあ殺すのもアレだから・・・と捕獲して外に出そうと思ったら、蜘蛛がエアコンの中に逃げ込んでしまったので、仕方なく放置してネットを楽しんでいたら、唐突にディスプレイの辺りにうぞうぞと移動してきたそれにブチギレて「ざけんなワレゴラ！」「甘い顔しとったらつけ上がりよってからに！」「吸う！ぜってえ吸う！(掃除機で)」と近隣の人が聞いたらドメバか何かかと疑ってしまいそうな怒声を張り上げたlazyです。
結局テレビの裏側に逃げられて吸えなかったのですが、絶対に殲滅してみせます。
人間様をなめんなよ。


で、そんな人としてどうなのよ的な戦いを繰り広げた32時間ほど前。
観てきましたよ

『容疑者 室井慎次』
今回室井が主役なだけあって、派手な立ち回りなどは殆ど無かったのですが、中々に面白かったです。
田中麗奈の語りはどうなのよ・・・と微妙でしたが。
ドラマの最終回であった水野美紀の語りが印象深いだけに、イマイチでした。
でも最後の事情聴取の立ち会い場面はちょっとカッコ良かったですよ。

室井慎次の立場的に、ストーリーは全体を通して重たい感じ。
ちょっと出てきたスリーアミーゴーズが和ませてくれましたが。
そこでお前ら出てくんのかよ！って。
でも、その後の署長の「和久さんも」の台詞に、不覚にも泣きそうになったのは秘密です。
設定の中ではまだ生き続けているのか、それともいかりや氏の逝去と共に、和久さんも・・・なのか。
室井さんの話だから青島も何かしら出てくるだろうと思ってたのに、スリーアミーゴーズとの台詞に名前がちょっと出たくらいでした・・・＿|￣|○
まあ、確かに面会とかには行きそうもないけどね・・・青島。
でもさ・・・でもさあ・・・＿|￣|○||ii

で、どんどん出てくるエライ人達。
役とは解ってても何か生理的に受け付けない感じの弁護士集団。
ちょっと重いよ今回。
最後に弁護士がカッとしすぎて言っちゃいけない事ポロっと言っちゃう場面は強引かなあ・・・と思いましたが、それ以外は強引とは対極にあるようなストーリーでした。
弁護士の最後の「真実じゃ金にならないからだよ」の台詞とか、言いしれぬ何かがこみ上げましたが。

今回の見所は真矢みき演じる沖田仁美ではないかと。
踊るMOVIE2の時からの変貌ぶりが最高でした。
ちょっと『離婚弁護士』の天海祐希を彷彿とさせます。

全体を通して大事な場面でダンマリを決め込む室井さんや、何かイチイチ癇に障る灰島弁護士など、ムカつく場面が多いかもしれない作品ですが、面白かったですよ。

結構泣かせるような場面もあった気がするんだけど、トモダチがボソリと呟いた「うちの母さん、室井慎次と室井しげる、すぐ間違えるんだよね」の一言に、何もかもが忘却の彼方へ。
Lazyはこんな親から生まれたトモダチを持って幸せです。